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近日発売 【高輝冠・コウキカン】 紫金牛・やぶこうじ

紫金牛・やぶこうじ(伝統園芸植物シリーズ)

かつては手さげ篭に入れられ、こわれ物のように大切に扱われた。
【歴史】

万両や百両金と同様に、観賞用として変わり葉や斑入り葉を野生から選抜して発展した。
万葉集にはこれを詠んだ歌が5首も記されている。
常緑で冬に赤い実をつけるので、昔は慶事を祝う時の魔除けとして用いられた。
古くは「ヤブコウジ」と「カラタチバナ」は区別がなかったが、「紫金牛」は混乱を避けるため江戸時代に付けられた名称である。
人気の面では、とくに江戸後期と明治以降に2度の大流行を見た。
明治初期、新潟県で熱狂的な流行が起き、米400~600俵で取引された品種もあったという。それで同県では明治30年「紫金牛売買取締規則」が発布されたが、流行は明治末まで続いた。
それほど高まった紫金牛への熱も大正時代を経てすぼみ、昭和に入ると流行は止んだ。
しかし、最近になって一部の伝統園芸植物と同様に、愛好家が少しづつ増えてきている。

【観賞】

紫金牛は『葉芸』※1を観賞する。“覆輪”、“斑”、“コンペ”※2などを楽しむ。
(※1. その品種の葉が持つ独特の特徴や固有の形質)
(※2. 葉の縁に沿った白色の突起物で、紫金牛の葉芸の中でもとくに珍重されるもの。)

【販売形態】

「さかさ鉢」とポット苗のセットでの販売です。

【高輝冠・コウキカン】

長楕円形の葉に、くっきりと現われる白く深い覆輪が印象的です。
紫金牛は同属の百両金等と同様に、多様な葉芸を総合的に鑑賞します。



1「伝統園芸植物」紫金牛(やぶこうじ)高輝冠・コウキカン 2「伝統園芸植物」紫金牛(やぶこうじ)高輝冠・コウキカン 3「伝統園芸植物」紫金牛(やぶこうじ)高輝冠・コウキカン


日常の管理方法    紫金牛・やぶこうじ(伝統園芸植物 )

【水やり】

鉢の表面が乾いてきたら、鉢底から水が流れ出るくらい多めに水を与えます。

【置き場所】

紫金牛(やぶこうじ)は、半日陰から日陰を好む植物ですので、室内でも育てられます。
しかし、夏の直射日光は避けるとしても、春・秋・冬にはときどき日向の場所に置いてやりましょう。
斑入り品種では適度に日を当てることで、色が冴えてきます。

【風通し】(外気あて)

植物にとって新鮮な外気は有益です。 日照と同様、真夏以外の日中にはときどき戸外や開いた窓際に置いてやると良いでしょう。




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2010年8月31日 12:26

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