近日発売 【青棒・アオボウ】 琴糸(錦糸)南天・きんしなんてん
琴糸(錦糸)南天・きんしなんてん(伝統園芸植物シリーズ)
赤い実どころではない、奇妙で不思議な枝葉の世界。
【歴史】
南天の実は喘息や百日咳に効果があるとされ、現在でものど飴の原料等として利用されている。
中国の南天は薬用として渡来したが、日本の南天も中国へ渡っていったという、きわめて珍しい歴史を持つ園芸植物である。
南天は「難転」に通じ、「成天(なるてん)」とも呼ばれ、「家庭円満」「願望成就」の吉祥の縁起木となった。人々は魔よけ・厄よけとして家の周りに植え込んだり、祝い事には床の間に活けたり、進物に
その葉を添えた。このように南天を暮らしに取り入れる風習は、すでに江戸時代以前からあったようだ。
しかし、江戸時代の末期になって、南天はこれまでにない展開を見せた。葉変わり品種の登場であり、それらはたちまち人気を博していく。その代表的な品種群が琴糸(錦糸)南天である。
江戸末期から明治前期ころまでが南天の最盛期と思われ、大正期や昭和には下火となったようだ。
しかし、戦後は品種数はかなり減ったものの、数少ない栽培者や愛好家により何とか維持されている。
【観賞】
葉が小さく葉柄も細く糸のような“錦糸”、葉柄が複数くっついて筏を組んだように見える“筏”、小葉がなく葉軸だけとなった“棒”など、独特な『葉芸』※が喜ばれる。
(※その品種の葉が持つ独特の特徴や固有の形質)
【販売形態】
「さかさ鉢」とポット苗のセットでの販売です。
【青棒・アオボウ】
細い枝葉が密生せず、涼しげな姿は夏向きかもしれません。
南天の中で、小形で変わり葉の品種グループが琴糸(錦糸)南天です。
その様々な葉の変化ぶりを鑑賞したいものです。
日常の管理方法 琴糸(錦糸)南天・きんしなんてん(伝統園芸植物 )
【水やり】
鉢の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい多めに水を与えます。
【水やり】
琴糸(錦糸)南天(きんしなんてん)は、半日陰を好む植物ですので、室内でも十分育てられます。
しかし、実を鑑賞する品種の場合には、日当たりが少ないと花付き・実付きが悪くなりますので、夏の直射日光だけは避けて、ときどき日向に置いてやりましょう。
【風通し】(外気あて)
植物にとって新鮮な外気は有益です。
日照と同様、真夏以外の日中にはときどき戸外や開いた窓際に置いてやると良いでしょう。
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